2016/3/6 立川シティーハーフマラソン(ハーフ) inserted by FC2 system




立川シティーハーフマラソン
 自分にとって年1回のハーフマラソン。 ただ、この2年、雨にたたられている。 それでも去年はまだ良かった。 最悪だったのは一昨年。 熱があったが、娘が走れと言うので走ったのだが、翌日夜行バスで敦賀に帰ったら40℃の熱で仕事にならなかった。 インフルエンザに掛かっていたのだ。 去年はレース後半、冷たい雨に悩まされたが、何とか26分前半のタイムでゴールした。 今年の天気も微妙で曇り一時雨。 だが、朝の感じだと、雨は降らなそうな感じ。 それどころか、晴れ間も見える。 今年は自分たちだけでなく、子供たちも3kmを走る。 雨だけは勘弁して欲しいなと思った。 このレース、久々にアドバンスの4人が揃って走る。 4人揃うのは去年のこの立川以来だ。 ただ、korunさんは仕事が多忙、ハルさんは引越しの準備で忙しく、あまり練習ができていないという。 Umerunさんは、今年に入って3レース目のハーフであり、その2レースでいずれも28分台で走っており、この大会では27分台を目指すという。 自分はというと、目標が定められなかった。 正直、別大でサブスリーを達成して、燃え尽き感がある。 しかもハーフは年1回なので、どのくらいで走れるのか、見当がつかない。 まあ、感覚で走って、タイムはあとから付いてくるものと考えることにした。 ただ、そんな中、できれば24分前半では走りたいなと思った。 要はキロ4分を切りたいということだ。 フルで2時間57分台なら、不可能ではないタイムである。

 当日はkorunさんが車に乗せてくれるという。 本当はkorunさんの奥さんもハーフにエントリーしていた。 ところが、ぎっくり腰になって走れなくなってしまったという。 家で留守番となってしまったので、結果的にkorunさんと娘さん、我が家3人の5人が1台の車に乗れ、一緒に行くことになった。 いつものことながら我が家に迎えに来てくれ、6時に出発する。 朝なので空いていて、7時過ぎに昭和記念公園に着く。 公園に入れるのは7時半だ。 入口のところに、青山学院の原監督がいた。 我々は、ハーフ出場により仮入園券が配られ、それを渡して公園に入るのだが、彼は顔パスで入っていった。

 ゴールに近いみんなの原っぱに行き、参加賞をもらってから着替える。 Umerunさんも、我々とほぼ同時にみんなの原っぱに着いた。 晴れていれば待機スペースには事欠かない。 とにかく広い公園である。 とりあえず荷物預けテントの裏のあたりにシートを敷く。 スタートは9時半。 薄日がさしていて寒くはなさそうだ。 みんなの原っぱのトイレは混んでいたので、スタート地点へ移動して仮設トイレに並ぶ。 結構な行列だったが、スタート10分前に完了した。 スタート地点は滑走路。 4人のうち自分だけ陸連登録で前方である。 アドバンスの他のメンバーと別れて、前の方へ行く。 滑走路だけに非常に横長に並ぶ。 待機場所は自分のブロックの前が女性だったが、人数が少なく、端のほうがスカスカだったので、1分前のスタートライン整列時に最前列に移動する。 ただ、最前列と言っても幅広いスタートラインの大外である。 号砲と同時にスタートラインを越す。 スタートすると、みな走路内側へ移動していく。 ただ、最初のコーナーは1.5km先であり、それまで幅広の滑走路が続く。 なんでみんな先を争って内側に入り込んでいくんだろう、トラックや競馬場じゃないんだから、と思いながら、自分ひとり、滑走路の向かって右側をぽつんと離れて走っていく。 この自分の姿を、後ろからスタートしたアドバンスの面々が見ていた。 なるほどなと思ったらしい。

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 集団と離れて走っていたおかげで、自分のペースで走れる。 最初の1kmは3:52。 キロ4分を切りたいと思っていたのでいいペースだ。 1kmのを過ぎたあたりで、徐々に左に寄って集団に入っていく。 まだ周りは若干自分より速い。 2回曲がって、2km通過。 この1km、3:55。 4分を切っているので、いいペースだ。 自分はガーミンを持っていないので、ペースは感覚が頼りだ。 走った結果を、1km毎に確認するしかない。 南に向けて走って、スタート地点あたりを通過する。 もしかしたら妻子が応援してくれているかもと思って探すが、見当たらなかった。 再び2回曲がって北へ向かう。 2〜3kmは3:50。 少し速いかと思ったが、まあこの程度ならいいかなと思う。 その後も3分50秒台のラップを刻んで5kmの通過が19:22。 最近、5kmのレースは出ていないし、練習で5kmのタイムトライアルをすることもなかった。 中学校時代の5kmのベストタイムが19:52であり、最近の練習から考えて、5kmを走れば、それを超えられるのではと思っていたが、今日その事を確認できた。 5km手前で家族が応援してくれた。 やはり嬉しいものだ。 また念のため、給水をとる。 5kmを過ぎると、駐屯地を出て立川市内へ進む。 しばらく走ると、学生の先頭とすれ違う。 やはり青山学院大学のユニフォームが目に付いた。 6〜7kmで3:45のラップとなるが、距離の誤表示であることが、去年走ってわかっている。 次の7〜8kmが4:00だが、実際は両区間とも50秒台だと思う。 7kmの折り返しの先で、ハルさんとすれ違う。 1分くらい差がついているようだ。 だが、Umerunさんはわからなかった。 ずっと3分50秒台をキープしていたが、去年より疲労を感じていた。 8〜9kmは3:53だったが、9〜10kmは4:03と、実質今日初めての4分オーバー。 スプリットは39分ちょうどくらいだ。 疲れを感じていたが、悪いペースではない。 何とか落ち込みを少なくして頑張っていこうと思う。

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 10〜11kmも4:00掛かってしまう。 今日は朝から失敗していた。 食事が足りなかったのだ。 フルを走る時だと、何時間前に食事とか、色々気を使うのだが、ハーフだとつい油断してしまう。 スタート前から空腹だった。 このあたりで、いよいよエネルギー不足を感じ始めていた。 ここで助かったのが給水。 スポーツ飲料を飲んだら、少しエネルギー不足が解消した気がした。 そのお陰か、11km以降は再び4分を切ってレースをすすめる。 第二折り返しのあと、再びハルさんを発見、向こうから声を掛けてくれたのでわかった。 引越準備で忙しく、練習が積めていないとのことだったが、意外に健闘しているなと思う。 公園内に戻って外周道路を走る。 内側が2周目、外側が1週目である。 去年は学生のトップが2週目を通過したあとで、後続のランナーに内側からどんどん抜かれたが、今日はまだ2週目のランナーがいない。 だいぶ去年より速く走っているんだなと思う。 結局1周目、2周目の分岐点まで、2周目のランナーには追い抜かれなかった。 16kmまで4分を切っていたが、次第に疲労感が強くなる。 基本、平坦なコースなのだが、公園内は陸橋のアップダウン等で若干の上り下りがある。 16km過ぎに、再び家族の応援。 思わず「駄目だ、疲れた。」と発する。 すると娘が「いいから、とにかく頑張らって」と言う。 気合を入れ直すが、4:00、4:01と、4分が切れなくなる。 去年は18kmからロングスパートしたが、そこまでの体力が残っていなかった。 18〜19kmは3:56と4分を切ったが、19〜20kmはまた4:02と4分オーバー。 最後だと思って、ラストスパート。 時計は見ていない。 どのくらいのタイムだろうか。 最後は左に右にカーブするとゴールが見えてくる。 ゲートの向こうに時計が見える。 22分台だ。 しかも50秒台を示している。 頑張れば23分を切れる。 どうせなら22分台と思って、最後は全力疾走。 手元の時計で22分58秒。 よし、まずまずのタイムだ。 後半は疲れたが、何とかそれなりのタイムが出たという感じだ。

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 ゴール後、少し離れた地点で、アドバンスのメンバーのゴールを待つ。 だが、30分を過ぎても、誰もやってこない。 おかしい。 ハルさんは14kmあたりで自分の1〜2分あとを走っていたはずである。 Umerunさんは、途中で気付かなかったが、30分オーバーするようなランナーではない。 31分経って、ようやくUmerunさんが見える。 続いてハルさん。 ハルさんは、完全にペースが落ちてしまっていた。 思わず「何やってるの!ハルさん」と声を掛ける。 korunさんは、更に後ろだった。 今日は風邪が治ったばかりで、ゆっくり走るつもりだったという。 ゴールしたUmerunさん、聞くと途中でトイレに行ったという。 10kmを40分で通過し、これは自己ベスト確実と思ってたところ、お腹が痛くなってトイレに駆け込んだという。 トイレを出たあとはペースが上げられなかったという。 そりゃ、トイレでしゃがんだら足にも負担だろうし、気持ち的にも萎えてしまうだろう。 ハルさんは結局、練習不足による単なる失速だという。 20qのラップはトイレに寄ったUmerunさんを上回っていたが、大失速だったので、そこからの1.1qに6分近く掛かってしまってUmerunさんに抜かれたようだ。

 荷物を受け取り、家族が待つところに戻る。 子供たちは売店の近くに座って、早めの昼食を食べていた。 3kmは12:45スタートだ。 korunさんの娘さん、Umerunさんの娘さん、自分の娘の3人が走る。

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 スタート地点への移動が遅くなってしまったので、最後方からのスタートのようだ。 応援エリアで見たら、後ろの方を3人仲良く、ニコニコしながら走っていた。 まあタイムを目指している訳ではないし、楽しく走ってくれればいいなと思う。

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 走り去るのを見送って、ゴール近くに移動する。 16分過ぎに3人が姿を現す。 Umerunさんの娘さんが3人の先頭、その後ろにkorunさんの娘さん、最後に我が娘の順番だ。

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 だいたい3人とも17分くらいでゴールしたようだ。 まあ楽しく走ってくれれば、それでいい。

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 残念ながらハルさんは引越しの準備で忙しいので帰宅してしまったが、3家族で温泉に行くことにした。 2台の車で、帝京大学近くの、おふろの王様へ行く。 体重計に乗ると56kgちょうど。 走ったあとにこの体重だから、やはり別大の後、体重が増えてしまったんだなと思う。 ハーフなら何とか走れるが、フルを走るとなると、もう少し絞らないと駄目だなと思う。 風呂上がりに食事。 5月には、この3家族で野辺山に行くので、その相談。 今年も、去年と違う宿ではあるが、場所的には八峰の湯のあたり。 ウチの娘の学校公開と被らなそうなので、できれば土曜日早めに出発して、観光もしたいなと思う。

 タイムでレースを振り返る。 5km毎のラップを見てみると、今日のレースをどう進めたかが明白だ。

 
ラップ
キロラップ
備考
0km〜5q19:223:52 
5km〜10q19:393:56 
10km〜15q19:473:57 
15km〜20q19:543:59 

最初の5kmが最も速く、次第に落ちていってしまっている。 後半は平均キロ4分がやっとだった。 後半型が自分の走りであるが、ちょっと突っ込みすぎたという感じだ。 だが、タイム的に大きく落ち込んだ訳ではないので、失敗レーというわけではないだろう。

 1km毎のラップを見てみる。

 
ラップ
スプリット
備考
0km〜1q3:523:52 
1km〜2q3:557:47 
2km〜3q3:5011:37 
3km〜4q3:5215:29 
4km〜5q3:5319:22 
5km〜6q3:5823:20 
6km〜7q3:4527:05 
7km〜8q4:0031:05 
8km〜9q3:5334:58 
9km〜10q4:0339:01 
10q〜11q4:0043:01 
11q〜12q3:5746:58 
12q〜13q3:5650:54 
13q〜14q3:5654:50 
14q〜15q3:5858:48 
15q〜16q3:551:02:43 
16q〜17q4:001:06:43 
17q〜18q4:011:10:44 
18q〜19q3:561:14:40 
19q〜20q4:021:18:42 
21q〜ゴール4:161:22:58ラストキロ換算3:53/q 


 7〜8kmの4:00がキロ標識の誤表示であることは明らかだが、去年のラップも似た傾向だったことから、9kmの標識も若干手前にある気がする。 8〜9kmおよび9〜10kmのラップは、去年が4:01/4:11、今年が3:53/4:03である。 坂もない平坦な区間、2年連続で10秒もラップを落とすはずも無いから、9kmの標識が手前にあるのだろう。 ということは、17kmまでキロ4分以下で走っていたことになる。 だが、17〜18kmの4:01、19〜20kmの4:02は、本当に4分掛かっていたと思う。 できれば最後までキロ4分を切って進みたかったが、やはり今の自分には無理だった。 それでもラスト1.1kmは、キロ3:53で走っており、悲観するようなラップではない。 まあ実力を出し切ったレースといっていいだろう。 少なくとも失敗レースではない。

 今シーズン、残るレースはフルマラソン3つ。 フルマラソンではサブスリーを達成したし、ハーフでも今日、昨年の記録を3分半縮めた。 残る3大会も、納得のいくレースをしたいなと思う。 特に能登和倉。 もう来週だ。 だが、今年は足の耐力がついてので、疲労は抜けると思う。 少なくとも10分切り、できれば3時間5分で走りたいなと思う。



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