2014〜15シーズンの初レース。
とにかく今年は、夏に走りこんだ。
6月に立山登山マラニックがあった影響が大きい。
その6月は立山の他にわかさあじさいマラソンもあり、実に376qも走った。
6〜8月の平均月間走行距離は319qに達した。
過去4年の6〜8月の走行距離を見てみる。 2011年 105.5q 2012年 116.5q 2013年 206.9q 2014年 318.9q 明らかに今年の走行距離は、過年度より多かった。 よって秋口から好調だった。 9月15日に、ビルドアップを行った。 設定タイムは23→22→20.5。 昨年から何度も跳ね返されてきたタイム設定だ。 だが、この日は楽々とクリア。 しかも最後の5qで20分を切るというオマケ付き。 01-05km 22:43(4:33/km) 06-10km 21:50(4:22/km) 11-15km 19:56(3:59/km) 3q走のタイムのアップした。 11:15(3:43/3:47/3:45)だから、最大酸素摂取量だけみると3時間6分を狙える数字。 昨シーズンは、シーズン最初の湘南国際で3時間11分を出しながら、その後は走るたびにタイムを落とした。 今シーズンこそ自己ベストを更新せねばと思った。 しかし、本番前のトラブルはいつもの事。 本番10日前の9/18、お客様との打合せのため、久々に革靴を履いたのがいけなかった。 わずか3分ほど歩いただけで、痛めている右足親指に激痛が走る。 まずいと思ってランニングシューズに履き換えるが、痛みは引くどころか時間とともに強くなる。 その時は、傷口からばい菌が入って膿んでしまったのだと思った。 腫れていて歩く事もままならない。 皮膚科に行ったが、現時点では何も言えないとの事。 塗り薬をもらって、10日後に再検査と言われた。 家に帰って妻に言われて両足を並べてみたが、右足の親指が左足に比べ真っ赤に腫れあがり、足の指が圧倒的に太くなっているのが明らかだった。 だが、痛みはその日のうちに弱くなった。 腫れは残ったが、それも1週間ほどでひいた。 何とかマラソン当日には間に合った感じだ。 だが、数時間走って本当に大丈夫かは、走ってみないと分からなかった。 まあ、今大会は練習。 標高・累積標高差とも公認コース日本一だから、もちろんタイムは狙わない。 完走とエイドのカレーを食べる事が目的。 だが、春に大失速を演じた能登和倉(3時間41分)は越えたいと思っていた。 日帰りするためには、高崎に朝7時に着かなければならない。 家から行こうとすると、京王線の始発に乗ったのでは間に合わない。 豊田まで走って、JRの始発に乗る必要があった。 だが、それでは辛いので、家族で実家に行き、実家から出発することにした。 それでも朝早いのは変わらない。 本八幡4:39の電車に乗る。 秋葉原で京浜東北線に乗換え、上野5:13の電車に乗る。 高崎に着く前にトイレに行こうと思い、トイレに近い最後尾の車両に乗るが、何とそのトイレが故障中。 まあ仕方がないか。 赤羽あたりから客が増えてきた。 ランナーも多い。 高崎には6:55に着くが、新町停車後、席を立ってグリーン車のトイレへ。 用をすませて、階段に近いグリーン車のすぐ後ろの車両のドアで待機。 先頭切って改札を出たので、シャトルバスは待たずに乗れた。 会場までは1時間近く掛かった。 トイレは、多少行列だったが、20分くらい待って番が来たから、いいほうか。 しかし暑い。 もちろん、アシックスのランシャツ・ランパン。 靴は、フルでは初めて履く、ウェーブスペーサー。 あまりに坂が多いので、どのくらいのペースで走ればいいかわからず、とりあえずキロ5分で入る事に。 だが、メロディーラインの急坂では5分オーバー。 当初は、カレーでも食べて、と思っていたが、やはりレースになると少しでもいいタイムで走りたい。 最後は頑張って全力で走ったが、前半抑え過ぎたためか、イマイチのタイム。 3:23:33(ネット) やはり、 @暑かった A坂を恐れて入りが遅すぎた Bその後も坂でブレーキになるのが怖くて、足を使いきれなかった(フル走った後とは思えないくらい足は何ともない) C元々練習のつもりだったから調整不足(休足なしで本番だった) まあでも能登和倉のリベンジは果たせたか。
前半 1:43:44 後半 1:39:49 後半のほうが4分も速く走ったから、15kmくらいからは誰にも抜かれなかった。 自分はBブロックスタート、Aブロックが270人なのは知っていて、Aの人を相当数抜いたから2ケタ順位行けるかと思ったが106位。 ちょっと残念。 1438人中だから上位7.37%。 過酷なコースで制限時間6時間だから、ゆるゆるランナーは少なかったのかも。 でも上位5%には入りたかった。わかさあじさいの上位6.7%にも及ばない。 メロディラインの長い急坂は想定の範囲内。 序盤はその区間を5:30/kmくらい掛かっていたが、最後の5週目では5:08/kmで乗り切った。 その上りより、登り切った後の下り勾配の傾斜がきつく、どう走っていいか迷った。 平坦な区間は少なく、常に上がったり下がったりという感じ。 日本一過酷な公認コースの名に恥じないアップダウン。 ただ、最急勾配は能登和倉のほうが上かもしれない。 これだけ坂が多いと、平地のマラソンとは若干使う筋肉が違うような気がする。 足は全然残っているし、明日から毎日20km走れそうな感じだだが、それでも帰り高崎駅で電車の発車時刻の関係で走ったら攣りそうになった。 ちなみに右足親指は痛んだままで、巻いていたガーゼが出続けた膿でクリーム色に染まってしまったが、激痛には至らず、タイムには影響しなかったと思う。 坂が散在しているのであまり意味は無いが、せっかく取ったので1q毎のラップも記録に残しておく。
さあ、次は、いよいよ湘南国際。 9月の走行距離も、去年をかろうじてだが上回りそうだ。 10月は絶対400km。 今日の走りでは駄目。 湘南では絶対3時間10分を切る。 最初の5kmは24分、次の5kmは23分、だんだん上げて15km以降は4:20/kmをキープする。 |